先日のUQWiMAXの夏の発表会で告知された3年契約プラン。(発表自体はかなり前)このプランで申し込むか、以前までの2年プランで申し込むか悩んでませんか?
わたしは以前からこのサイトで3年プランは申し込む必要はないよ!とお伝えしてきましたが、この1週間でかなり問い合わせが増えました。あの夏の発表会の動画だけを見ると、かなりお得に見えるから仕方ないかな…
あまり辛口で書きすぎるとまたWiMAXの担当さんに怒られてしまうので、今回は軽い感じでこの3年契約の新プランを今すぐ申し込む必要のない全理由をお伝えします。
WiMAX3年契約のメリット
ハイスピードプラスエリアモードが無料
と思ったけど怒られそうな予感がしたのでむりやり新プランのメリットを…
WiMAXにはハイスピードプラスエリアモードって便利なモードがあります。このモードを利用するとワイマックスが圏外のところでも、人口カバー率99%のau4GLTEを利用してネットにつなぐことができるんですね。
エリアが広くて高速通信できるのがWiMAXの長所ですが、実は地下街などの電波の届きにくい場所や鉄筋コンクリート製の建物の中では、通信速度が落ちたり接続ができなかったりと短所も。
そんな短所をカバーするために用意されているのがハイスピードプラスエリアモード。でも利用するには1005円/月の利用料金が必要なんです。これが3年契約の新プランでWiMAXを契約すると永久に無料になるんです。
WiMAX3年契約のデメリット
- ハイスピードプラスエリアモードは月間7GBまで
- 月間7GBを超えると悲劇の始まり
- 新プランの3年契約は長すぎる
- 利用できる販売代理店が限られている
ハイスピードプラスエリアモードは月間7GBまで
WiMAXには月間7GBまで利用できる通常プランと100GB以上たっぷり使えるギガ放題プランがあります。二つあるとはいっても契約者の93%が選んでいるのはギガ放題プラン。
スマホの通信制限対策や自宅で固定回線の代わりとしてWiMAXを利用するなら、通常プランと1000円も利用料金の変わらないギガ放題プランを選ぶのが王道でしょう。
ところがこのたっぷり使えるギガ放題プランを選んでたとしても、ハイスピードプラスエリアモードが利用できるのは7GBまでなんです。そして、7GBを超えてしまうと悲劇の通信制限があなたに襲い掛かってくるんです。
月間7GBを超えると悲劇の始まり
ギガ放題プランを利用すれば10GB。スマホの大容量プランの半分くらいのデータ量を3日間気兼ねなく消費できます。3日で10GB以上利用することはまれですが、超えてしまうと翌日の午後6時から午前2時まで通信速度が低下します。
これだけ利用できれば制限を受けることもほとんどないし、ギガ放題プランの制限内容はとても緩いのでYouTubeが見れるくらいの速度が出せるんです。
でもハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えてしまうと…翌月までスマホの制限後と同じ通信速度128Mbps。ギガ放題プランの制限後の1/8以下の速度まで低下するんです。
一度ハイスピードプラスエリアモードで制限を受けると翌月まで速度は戻りません。たっぷり使えるギガ放題プランでも翌月の制限がとけるまで、低速で泣きながら過ごすしかないってことですね。
新プランの3年契約は長すぎる
ハイスピードプラスエリアモードを7GBまでに抑えてれば、通信制限の悲劇は回避できるでしょう。次のアップデートで利用したデータ量のカウンター機能もバージョンアップされるので、几帳面な方はなんとかなるはず。
でも、本題はここから。他のモバイル回線の3年契約と違ってWiMAXは1年短い2年契約。2年ごとにワイマックスを一度解約して、他の販売店に乗り換える裏技がかなりお得です。
新規契約特典の大きい他の販売代理店に乗り換えることで2年間で3万円ほど通信料金を節約することができるんです。しかもWiMAXの販売代理店は30社以上あるので、乗り換え先に困ることもありません。
この乗り換えの期間が3年に延びることで14700円ほど損をするんです。WiMAXは2年プランと新3年プランを選べるので、あなたが利用料金を節約したいなら迷わずに2年プランを選びましょう。
利用できる販売代理店が限られている
※2018年よりほとんどの販売店が3年プランを採用し、最新ルーターで二年契約できるのがGMOとくとくBBとUQコミュニケーションズだけになってしまいました…
もちろんWiMAXのサービス提供元のUQコミュニケーションズはLTEオプションが無料になる新3年プランを利用できますが、利用料金の割引がないので契約をオススメできません。
残念ながらワイマックスの利用料金が最安値のGMOとくとくBBなどでは新3年プランはまだ利用できません。
GMOとくとくBBでも3年プランが利用できるようになったけど、どう考えても2年プランの方がお得。このまま2年プランを継続して欲しいですね。
WiMAXを契約するなら割引のないUQコミュニケーションズで申し込みをするよりも、サービス内容や利用料金を競い合ってる販売代理店(プロバイダ)で申し込んだ方がお得です。それなのに新3年プランを選ぶと選択肢がなくなるってことですね。
LTEオプション無料プランを利用するなら…
LTEオプションは全端末には対応してません。WiMAXは最新端末ほど高性能なのでハイスピードプラスエリアモードを利用できるWシリーズの最新端末のSpeed Wi-Fi NEXT W05、ホームルーター最新端末のSpeed Wi-Fi HOME L01sを利用しましょう!
LTEオプション対応 Speed Wi-Fi NEXT W05
Speed Wi-Fi NEXT W05を使って光回線にも負けない758Mbpsの速度で高速通信できるのは東京・大阪・名古屋だけなので今のところごく一部のユーザーだけの特権です。
それでもLTEオプション対応端末の中で一番売れているW05を利用すれば、WiMAXのエリア内で通信速度に困ることはないでしょう。販売代理店はどこも無料ですが3年契約できるUQは2.800円の端末代金が必要です。
LTEオプション対応 Speed Wi-Fi HOME L01s
Speed Wi-Fi HOME L01は、どこでも利用できるモバイル回線として皆に愛されているWiMAXの殻を破った自宅専用のホームルーターです。本体自体は軽いので簡単に持ち運ぶことはできますが…
ネットに接続するにはバッテリーを内蔵してないので、コンセントに挿さないとダメなんですよね。その代わりと言っては何ですが、歴代のWiMAXの中で一番安定したデータ通信ができるんです。
マンションタイプの光回線の2倍くらいの速度も記録されているので、自宅で固定回線の代わりとして利用するならSpeed Wi-Fi HOME L01sを選べば間違いありません。でも自宅メインで利用するのになぜか圏外で利用するLTEオプション対応なんです。
まとめ
今回は3年契約の新プランを今すぐ申し込む必要のない全理由をお伝えしましたがどうでしたか?
- ハイスピードプラスエリアモードは月間7GBまでしか利用できない
- 月間7GBを超えるとギガ放題プランでも通信制限を受ける
- 新プランの3年契約は長すぎるし利用できる販売代理店も限られている
3年プランで契約したとしてもハイスピードプラスエリアモードを利用したLTEオプションのデータ量上限は7GBから増えません。
今後この上限が増えたり、ギガ放題プラン契約者なら制限がなくなったりと新3年プランのメリットが増えたなら申し込みを考えても良いでしょう。
WiMAXはau4GLTEを利用しなくても幅広いエリアで利用できます。自宅で電波が入らないけどどうしてもワイマックスを利用したい人にだけ、新3年プランは都合の良いサービスですね。
ワイマックスの詳しい契約方法はWiMAXの契約&利用方法に書いてみたので、どうぞご覧ください!
上記内容が「WiMAXの3年契約(LTEオプション無料プラン)は今すぐ申し込む必要なし!」です。最後までご覧いただきありがとうございました!
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